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各業務や仕事の達成目標を明らかにすること。 業務・仕事を通じて体得すべき知識・技能・態度等の内容、範囲・程度をハッキリさせること。
それぞれの業務・仕事の習得度をチェックする方法をハッキリさせること。 平均的な人間がその業務・仕事を修得するに要する期間を決めること。
などです。 ジョブ・ローテーションの条件整備や運用基準の設定について見てきたが、これらを人事部、物流マネージャー、物流研修スタッフの誰がやるのが最も適しているかという問題があります。

人事部、物流研修スタッフなど人材育成部門が行う場合、あるいは物流マネージャーなどラインが行う場合などどちらがやるにせよ、長短があります。 いずれにしてもどちらがやるかはその会社の条件をよく勘案して役割分担をハッキリさせる必要があります。
最後に、これまで物流人材育成について見てきたが、物流業務は、他部門の業務の結果起こる、あるいは、他部門から規制を受ける度合いが強い性格をもっているところの他部門からの物流への理解や協力がどうしても必要です。 そこで、他部門、とくに、営業・生産部門の人に物流についてよく理解してもらうことが重要なポイントである。
これについて、社内の各種会議に物流担当者が参加して実態を報告したりする。 生産部門・販売部門での教育に物流研修を入れてもらったり、物流ニュースのようなPR誌を発行することも大切です。
また、必要があれば社外の専門家を利用して物流をPRすることも大事です。 前に、ロジスティクスは、「顧客満足を得るために、調達から販売競争の第一線まで、モノを効率的・効果的かつスピーディーに供給する」ことで、その具体的な戦略として、顧客満足を得るため「顧客サービスの戦略的展開」と、社内の「物の動き」の「全体最適」を求める「生販統合システムの構築」と社外のサプライヤー・メーカー・流通など異なったサプライチェーン間の「物の動き」の「全体最適」を求める「サプライチェーン・マネジメントの構築」が必要であると述べました。
このロジスティクス戦略を実践し成功させるには、物流部門の地位向上は勿論のこと、生産(仕入)・販売部門の理解と協力を得るとともに、さらに、大事なことは、トップ・マネジメントの理解と強力な支援が必要不可欠と考えます。 以下、それぞれについてみていきます。
わが国では80年代の後半から消費者ニーズのさらなる多様化、個性化、販売競争激化など販売環境の変化、多頻度小口配送、J I T配送など物流コスト・アップによる経営への圧迫、さらには、人手不足、土地高騰、環境問題、交通混雑、エネルギーなど社会問題が物流をますますむずかしくしています。

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